2021年05月07日

新型コロナウィルスの感染拡大防止について

 下流部アユの解禁を心待ちにしてくださっている皆様にお願い申し上げます。
 今年度の物部川下流部アユ解禁日については、例年どおり5月15日としておりますが、昨年からの新型コロナも収束する見通しもたたない状況であり、引き続き以下の感染予防を徹底して釣りを楽しんでいただきたいと思います。

・三密(密接、密集、密閉)を避ける
 ※特に毛ばり釣りでは、間隔をあけるようにお願いします。

・感染防止策の徹底(石鹸、アルコール消毒液による手洗い、マスクの着用、咳のエチケット、大声での会話をしない等)

 なお、釣り自体は、三密の状態になることは考えにくいですが、なるべく事前に遊漁券を購入していただき、おとりアユ販売所では、つり銭がいらないようにし、滞在時間を最小限にするなど感染防止にご協力いただくようお願いいたします。
posted by 物部川漁業 at 13:02| Comment(0) | アユ情報

2021年04月28日

令和3年度アユ放流量及び下流部アユの生息状況について

 令和3年度アユ放流実績1.png

 今年も3月末から4月上旬にかけて、上記のようにアユの放流を行いました。今年は、下流部も遡上数が少なく、後述するように型も小さめだったため、2年ぶりに下流部にも500kg、上流も含めて計2,170kg(約22万尾)の自県海産の人工アユを放流しました。

 4月11日には、専門家に依頼して、下流部の遡上調査を行ってもらい、その結果放流したアユも含めて、約47万尾の生息が確認されました。この数字は、近年の平均生息数約60万尾の8割程度に相当し、昨年とほぼ同等の生息数でした。

各区間におけるアユの推定生息尾数.png

 この生息数を区間ごとに示したのが上の図ですが、この3年間の傾向と同じように、床止め工(U区とV区の間)から下流に多く分布しています。

アユの生息数を反映した全体の体長組成.png

 今年はこの生息調査と合わせて、初めての試みとして同日に高知県の内水面漁業センターにも協力いただいて、区間ごとに稚アユの特別採捕を行っていただき、そのデータと生息数のデータを併せて、上の図のように生息しているアユ全体の体調組成を出してみました。

 それによると体長6cm(全長約7cm、体重約3g)以下のアユが7割近く占め、今年の天然アユの主体は後期に遡上した小型魚であることが推察されます。2018年のように大量のアユが遡上すると、3月中に上流へ相当量のアユが遡上し、その多くは早期に誕生し、生育の進んだ個体と推察されます。つまり、遡上量の多寡は、このような早期群の資源量に大きく依存していると考えられます。

近年における各区間のアユの推定生息数.png

 このような”当たり年”はオリンピック並みの4〜5年に一度あればいい方で、近年は残念ながら仔魚の降下期の海水温が高いせいか早期遡上群の生残率が悪く、遡上が遅い、サイズが小さい、数が少ないという典型的な不漁パターンが多くなったことが気がかりです。これらの小型個体は、長期の濁水等にも耐性が低く、解禁まで優しい雨が適度に降ってくれて、放流アユも含めて、健やかに育ってくれることを祈るばかりです。

 
posted by 物部川漁業 at 16:24| Comment(0) | アユ情報

2021年04月13日

アマゴ稚魚放流について

 3月14日に槇山川水系、4月11日に上韮生川水系の本支流に、3〜4cmのアマゴの小型稚魚を5万尾づつ、計10万尾放流しました。以前は、6月に10pくらいの稚魚を放流していましたが、カワウやサギの食害や釣り人による混獲等により、歩留まりが悪く、2年前から3,4月の早い時期に小型稚魚を放流するようにしました。

 ただ、このサイズの稚魚を通常のように川の本流にドバっと放流すると先住の大型アマゴに食われるため、そうした大型魚がいない流れの脇や副流にこまめに放流していく必要があります。そのため、アマゴ釣りの好きな、足腰の達者な若い組合員にも声掛けして、大勢で手分けして放流してもらいました。

 渓流魚の専門家にお伺いしても、アマゴ稚魚は配合餌料を与える期間が短いほど種苗性(野性味)が高いといわれており、実際この稚魚たちも写真にもあるように放流直後から流下物には何でも反応し、さかんにライズしていました。一足先に3月に放流した槇山川では、4月には早くも自分の口に入りきらないような大きな川虫にも果敢にアタックしてきて、うっとうしいほどです(かわいいいものですが・・・)。

 連休頃には、こうして放流した稚魚たちや、昨年暮れに放流した孵化仔魚、それにもちろん野生で孵化した稚魚たちも加わって、渓流は新入生のアマゴでにぎわうことになり、餌やフライにも果敢にアタックしてくると思います。たまに針掛かりすることもあろうかと思いますが、その時はそっと針をはずして、流れにリリースしてあげて下さい。

 アユは放流後、2か月余りで漁獲サイズとなりますが、このアマゴの稚魚たちは、厳しい夏の大水や渇水を耐え抜いていかなければなりません。そのためにそれまでに少しでも、川に馴染み、野生のたくましさを身に着けてもらうためにも、養殖池でボーと過ごす前の小型稚魚を放流するのです。そして、夏を無事乗り切った稚魚たちは、秋には10〜15cm、来年の春には15〜20cmとなって釣り人を楽しましてくれます。

 物部川では、一昨年からアマゴの全長制限を県の漁業調整規則で定められている10p以下に上乗せして、15cm以下の採捕を禁止としています。こうした規制を守っていただき、持ち帰る尾数も自主規制していただければ、シーズンをとおして、大勢の釣り人にアマゴ釣りを楽しんでいただけると思います。

3月14日 槇山川・杉熊川・則友川・桑ノ川・舞川
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3月14日
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3月14日
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3月14日
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4月11日 笹川・楮佐古川・上韮生川
笹川での放流量10kgとなっているが、平均魚体重1.6g 10,000尾 16kgを放流しています。
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4月11日笹川
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4月11日笹川
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4月11日
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4月11日
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4月11日 堂ノ岡
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4月11日
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4月11日
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4月11日 早くもライズを繰り返す稚魚たち
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posted by 物部川漁業 at 14:42| Comment(0) | アマゴ情報