2019年04月26日

遊漁者へのアユ漁期についてのお知らせ

 遊漁者の皆さま方には、いつも物部川の遊漁券をご購入いただき、ありがとうございます。今年も5月15日の杉田ダム下流部のアユ解禁日を控えて、皆さま方におかれましても何かとアユのこと、川のことが気になる頃だと思います。
 物部川も昨年は稚アユの大量遡上に湧きましたが、今年は下記グラフにもありますように、残念ながら厳しい状況です。4月13日時点で、町田堰から下流のアユ生息数が20万尾余りと、昨年の10分の1、例年と比べても3分の1しかいません。

 そのため漁協としても、3月30日に丗代から緑地公園前にかけて、約7万尾の稚アユを放流しましたが、このままでは今シーズンの漁模様もさることながら、来シーズン以降につながる産卵時期に必要な親アユ20万尾はおろか、最低限の10万尾の確保も難しいことが予想されます。
 それに加えて、昨年の7月豪雨により、下流部のアユ漁場も甚大な影響を受け、漁場の喪失や劣化が進行したため、河川管理者(高知河川国道事務所)と協議しながら、漁場の回復に努めていきますが、その回復にはしばらく時間がかかると考えられます。

 こうした事態を受け、漁協としても遊漁規則で定められた9月30日までの下流部のアユ漁期を前倒しして、9月1日以降に禁漁期を早めることも検討せざる得ない状況です。遊漁券をご購入される方は、こうしたことをご承知していただきますようよろしくお願いします。
なお、禁漁期を早めるかどうかの最終判断は、8月になってアユの生息調査を行ったうえで行い、早める場合はマスコミ等を通じてあらためて、広報させていただきますので、ご協力よろしくお願いします。

2019アユの推定生息尾数.png


図1 過去12カ年における物部川下流部の遡上時期のアユ推定生息数
posted by 物部川漁業 at 13:03| Comment(0) | アユ情報