昨年11月18日にアユが産卵場にて、産卵をしているところを水中撮影しました。
物部川では、アユが産卵をするために適した2〜5cm程度の大きさの小砂利のある
川底はほとんどありませんので、物部川河口の海岸で選別した10tダンプ約50台
分の小砂利を、人工産卵場造成地まで運搬し投入をしました。
小砂利の投入後、すぐに人工産卵場にてアユが産卵を始めましたので、水中カメ
ラにて撮影を行いました。
この動画は昨年のうちに掲載するつもりでしたが、11月30日の大雨により産卵場
にストックされていた10億〜20億の卵の大半が流され状況が一変したこともあり、
掲載するタイミングを逃しておりましたが貴重な産卵シーンを間近で撮っためず
らしい動画でもありますので皆さんにご覧いただきたいと思います。
※この動画に映っている大半のアユの胴体は黒っぽく、鼻先や背びれ、尾びれが
黄色く見えますが、これは雄のアユで、ちょこちょこ映る黒くなっていない、銀
色のアユが雌のアユです。
雌のアユが来ると、そこへ雄アユが集まり雌アユをはさみこむようなかたちで産
卵をします。
2022年01月17日
物部川アユの産卵シーンについて
posted by 物部川漁業 at 16:11| Comment(0)
| アユ情報
2022年01月12日
アマゴ孵化仔魚放流について
1月9日(日)にアマゴ孵化仔魚を久保川・日比原川の源流へ、それぞれ4,000尾細かく分散し放流をしました。
このアマゴ孵化仔魚はやっと餌をとりはじめるくらいの大きさで、人目にふれるようになるのは3月以降となり漁獲対象となるのは来年の3月以降となります。
来年の漁獲対象になるまで、サギやカワウなどの外敵から逃げきり、夏場の洪水や冬の渇水にも生き残るたくましいアマゴとなってもらいたいと思います。
放流状況を下に掲載しますのでご覧ください。











このアマゴ孵化仔魚はやっと餌をとりはじめるくらいの大きさで、人目にふれるようになるのは3月以降となり漁獲対象となるのは来年の3月以降となります。
来年の漁獲対象になるまで、サギやカワウなどの外敵から逃げきり、夏場の洪水や冬の渇水にも生き残るたくましいアマゴとなってもらいたいと思います。
放流状況を下に掲載しますのでご覧ください。










posted by 物部川漁業 at 14:41| Comment(0)
| アマゴ情報
2022年01月04日
新年のご挨拶
〜謹賀新年〜
旧年中は多大なるご支援、ご協力を頂きまして誠にありがとうございました。
昨年は近年にない親アユが残っており、造成した産卵場の状態も良く多くの卵が産みつけられておりましたが、11月30日に降った季節外れの大雨により、ほぼ壊滅状態となってしまい、期待していた流下仔魚数も大きく下回る厳しい状況でありました。
楽観的な見かたはしたくありませんが、データに上がってきてない流下分や海での生き残りなど未知数な部分もあると信じて、少しでもアユが帰ってきてくれることを願うばかりです。
漁協としましても、引き続き河川環境の改善及び水産資源の保護、増殖をしていきたいと思いますので、ご支援、お引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
旧年中は多大なるご支援、ご協力を頂きまして誠にありがとうございました。
昨年は近年にない親アユが残っており、造成した産卵場の状態も良く多くの卵が産みつけられておりましたが、11月30日に降った季節外れの大雨により、ほぼ壊滅状態となってしまい、期待していた流下仔魚数も大きく下回る厳しい状況でありました。
楽観的な見かたはしたくありませんが、データに上がってきてない流下分や海での生き残りなど未知数な部分もあると信じて、少しでもアユが帰ってきてくれることを願うばかりです。
漁協としましても、引き続き河川環境の改善及び水産資源の保護、増殖をしていきたいと思いますので、ご支援、お引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
posted by 物部川漁業 at 13:54| Comment(0)
| スタッフより