これは、平松の上にある瀬から下流の河床が下がり、岸際が崖のようになっていることや、一番上の瀬がどんどん上流に上がっていくことで、河川管理上も問題となる恐れがあるため行った工事です。
投入する玉石は、上流部の永瀬ダムでの浚渫工事や県道工事により出たもので、平松の急勾配の落ち込みを長くなだらかな瀬にするため投入します。施工に際しては、専門家の指導のもと工夫して入れており、まず玉石を敷き詰めて下がった河床を100分の1勾配に上げて、石と石の隙間へ細かい砂利を入れて固めます。最後に選別した巨石を埋めて、大きな水が出ても瀬肩が崩れにくいように施工しています。
これにより、平松が昔のような一級の漁場になってもらいたいと期待するところです。
下に施工前の平松の川状況写真、施工中の写真、施工後の写真を掲載しますのでご覧ください。
全景@
全景A
階段のようになった短い瀬
階段のようになった短い瀬の下流 瀬のない緩い流れになっている
投入する玉石@
投入する玉石A 大きなものと選別し投入する
投入する玉石B
玉石を投入しているところ
砂利を敷き詰めているところ
瀬肩を崩れにくくするため専門家の指導のもと巨石を投入しているところ
施工後@
施工後A