〜謹賀新年〜
旧年中は多大なるご支援、ご協力を頂きまして誠にありがとうございました。
昨年の10月期下流部潜水調査では、町田堰から下流で29万尾の親アユが確認され、2017年以降では最も多い年となりました。昨年は例年造成をしている人工産卵場の他に、上岡山前と平松地点の河床の攪拌も同時に行いより多くの親アユが産卵する場所を設けました。造成をした人工産卵場の状態も非常に良く多くの卵が産みつけられており、産卵場完成後からR4年12月27日まで週に1回実施したアユの流下仔魚調査では、総数としておよそ12億尾の仔魚が流下したことがわかりました。
上岡山前河床攪拌箇所へのテグス張り
平松河床攪拌箇所へのテグス張り
ヨコゼ人工産卵場完成状況写真
産卵場完成直後から多くの親アユが集まってきました
いたるところで産卵をしていました
流下仔魚調査をしているところ
3分間仔魚ネットにて採捕
海での生き残りなど未知数な部分もありますが、河口閉塞などにより帰ってくる稚アユが遡上できないようなことにならないように注意をしながら、2月中旬頃より始まると思われる稚アユの遡上を首を長くして待ちたいと思います。
漁協としましても、河川環境の改善及び水産資源の保護、増殖をしていきたいと思いますので、引き続きご支援、お引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。