2018年12月19日

流下仔魚調査について

産卵場の完成から、仔魚調査を始めました。毎週火曜日18:00、19:00、20:00の3回産卵場造成地下流と高専前から左岸へ向かう分流でも自然産卵が確認できましたので、その下流の2カ所の計測をしました。産卵場完成から5回の仔魚調査を行っており、現在までの流下仔魚はおよそ7億7千万尾と試算されています。これは昨年の流下仔魚数を上回っており、極めて親アユの少ない中で一定の流下数を確保できたことにほっとしています。下にアユ産卵場の位置図と写真を上げますのでご覧ください。

2018物部川下流域におけるアユ産卵場の位置と面積.png

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2018年12月17日

産卵場造成

11月1日(木)より10日間かけて産卵場の造成を行いました。豪雨の影響で川が大きく変化し、左岸側に造成していた産卵場も流れが変わったことにより、右岸側に造成することになりました。また、大きな出水により河床が低下し、アユの産卵に適した小砂利が少ない状況でありましたので河口より砂利を選別し敷き詰め、約1200平方メートルの人口産卵場が完成しました。両岸に鉄筋を打ち込みテグスを張り鳥への対策も合わせて行いました。

産卵場の床掘りのため瀬がえ
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緩やかな勾配になるようにバックホーにて均しています
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左岸側より産卵場全体を撮影
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河口より選別した小砂利を25cm〜30cmで敷き詰めています
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産卵場完成
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2018年11月12日

平成30年度 落ちアユ漁全面禁漁のお知らせ

平成30年度の町田統合堰下流部のアユ生息状況は、西日本科学技術研究所による潜水調査結果によると、解禁前の3月には218万尾程度の大量遡上が確認されたものの、4〜5月の長期濁水後の6月には74万尾に、さらには7月豪雨の後の8月には30万尾まで減少していることが判明しました。
その後、8月末からの台風20号、21号による長期濁水によりさらに減少し、産卵親魚として最低限必要な昨年並みの20万尾をも割り込むことが懸念される状況を勘案し、8月29日に開催致しました理事、漁業権管理委員合同会にて「来年の天然アユの遡上を何としても一定確保するために、数少ない親アユを守ろう」との結論に至り、全員一致にて30年度の落ちアユ漁は全面禁漁と決定しましたのでお知らせいたします。
 その後の10月の潜水調査で下記のグラフのように親アユの数も11万尾となっていることがわかりました。
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