物部川漁業協同組合
1 はじめに
杉田ダムより上流部では、アマゴの産卵保護のため、県の漁業調整規則により、10月1日から翌2月末日までアマゴの採捕禁止期間となっています。物部川漁協では、この期間に永瀬ダム上流の特定区間で、一定ルールのもと、試験的に採捕者(釣り人)に採捕(釣り)を行ってもらい、アマゴの増殖保護と資源の有効活用が両立するかどうか等を調査するために、本年も県に特別採捕許可を申請することを理事会で決定しました。
この試験の趣旨に賛同いただき、試験採捕を希望される方は、下記の点にご注意の上、漁協に申請していただくようよろしくお願いします。なお、あらかじめ申請して名簿登録していただかないと採捕(釣り)はできません。また、申込期限後の追加の申請は受付できませんのでご注意ください。
2 試験期間
令和6年10月(許可日)から、令和7年2月28日までの間
3 試験区間
槇山川の新錦渓橋から下流及び則友川、桑ノ川の特定区間、上韮生川の久保影橋から下流永瀬ダム堰堤までの区間
4 協力金の徴収
令和6年度の物部川遊漁証の有無にかかわらず、協力金として3000円いただくことになります。協力金は、アマゴの放流費用及び釣り場の管理費用として使用します。
5 漁法及びルール
・期間中の漁法は、ルアー、フライ(テンカラも含む)に限り、キャッチアンドリリースとします。また、7年3月1日以降は、物部川漁協の遊漁規則によるため、新たに遊漁証が必要となります。
・ルアー、フライとも、アマゴに対するダメージを少なくするため、シングルフックやバーブレスフックの使用を推奨します。また、アマゴの産卵行動を阻害しないよう配慮をして下さい。
・県の特別採捕許可にもとづき、試験研究に協力するために採捕(釣り)を行うことになるので、採捕認証(許可証)の携帯や事後の結果報告その他試験データの提供等を励行すること。なお、細かいルール等は後日、許可証の交付時にお知らせします。
6 申し込み方法
・9月6日(金)までに電話、FAX、メールいずれかで申請してください。協力金は許可証交付時にいただきます。
物部川漁業協同組合 電話0887-53-3224 FAX0887-52-0100 e-mail monobeayu@snow.ocn.ne.jp
FAX及びe-mailでの申請の場合 住所、氏名、メールアドレス、連絡先、生年月日、ルアーかフライかを記入し送信をお願いします。
7 その他
・今回の公募は、あくまで県に試験採捕を申請するためのものであり、実際に採捕(釣り)ができるようになるのは、県から試験採捕の許可が下りてからとなります。
・許可が下りれば10月に大型アマゴを分散放流する予定ですが、放流数量や場所については、未定です。
・上韮生川の試験区域は、川沿いに集落や田畑も点在し、流域の人たちの生活の場でもありますので、迷惑駐車や田畑への無断立ち入り(獣害防除のための柵をしています)など、流域の人たちに迷惑を及ぼすことがないように、ご注意よろしくお願いします。
・また、永瀬ダム湖周辺でも、浚渫工事や砂利採取を行っていますので、安全確保と迷惑行為にならないように、あわせてご注意よろしくお願いします。
